歯のタウンミーティングを終えての感想 第1弾

「歯のタウンミーティング」という名の患者さん向け勉強会を実際に64回やってきて、少なからず思ったことや気づいたことがあります。それをみなさんに伝えていきたいと思います。

① みんな食わず嫌い?きっかけ作りが難しい。

“タウンミーティング”という用語は患者さん向けの勉強会という意味で使っていますが、それを開催するにあたり、まず来ていただくのに一苦労。だいたい歯の話なんて普通の人は聞きたいとは思わないんでしょうね。自分から参加したいという人なんて、100人患者さんがいたら2~3人いたらいい方です。1時間くらいしゃべるので、どうせだったら一度に何人かの人に話を聞いてもらいたいと思い、診療中にたくさんお誘いしましたが、かなりの確率で拒否されました(泣)

しかしこちらがやや強引に?お誘いして、嫌々参加した方でも話を聞いてもらった後は“聞いてよかった”と言ってもらえます。最初は乗り気じゃなくても、実際にやってみると“なんだ、意外によかった”と思えることって結構多いですよね。まさに“食わず嫌い”です。僕の場合はゴルフがそうでした。最初は“おっさんの遊びやん”と思っていましたが、ばっちりはまっています(笑)

ただその最初の一歩を踏み出してもらうのが難しい。最初のとっかかりのところで、あさっての方を向いている人を振り向かせるというのは至難の業です。きっかけというものを作るには、大げさな宣伝なども時には必要なのかもしれません。