口内炎

Q:口内炎がよくできます。何に気をつけたらいですか?

A:口内炎にはこれをしたら早く治る!という絶対的な方法はありません。

口内炎ができたらまずは口内環境を清潔にすることを心がけてください。

具体的には1日3回、丁寧に歯磨きをしましょう。

そして注意すべきは『機械的刺激』『免疫低下』『栄養の偏り』です。

機械的刺激:同じところにずっと口内炎ができるのはとがった歯や被せ物、入れ歯が粘膜を刺激している可能性があるので歯科で診てもらうことをおすすめします。

免疫低下:睡眠不足やストレスがたまる生活を続けると、免疫力が下がります。そうすると機械的刺激を与えなくても、急に口内炎ができることがあります。

栄養の偏り:偏った食生活が原因で口内炎ができることもあります。この栄養素をとれば口内炎を防げる!ということは断言できないので、日頃からバランスの良い食事を心がけることが大切です。

口内炎になってしまったときは自身の食生活を振り返ってみて、欠けていた栄養素を洗い出してみましょう。口内炎改善にも効果的ですし、からだ全体の健康保持にも有益でしょう。

 

ただの口内炎と思っていたものが「がん」だったということもあります。

(舌がん、歯肉がん、口唇がんが疑われます)

以下の症状が見られた場合は、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科で検査してもらいましょう。

・どんどん大きくなる・大量に口内炎ができる

・水ぶくれしている・長期間(2週間以上)治らない

放っておくと悪くなる一方なので、口内炎だからと甘く考えて放置せず、少しでもおかしいと感じたら一度病院を受診するようにしましょう。

また、がんの存在にいち早く気づけるよう、日頃から歯磨きなどの際にセルフチェックを行うことも大切です。